・社員に法人携帯を持たせようと考えている
・法人携帯のメリットが知りたい
・会社の経費を節約したい
会社が契約して社員に所有してもらう携帯電話のことを法人携帯と呼びます。
企業の中にはこれを取り入れず、社員が個人的に契約している携帯電話で社内や社外と連絡を取ってもらっているケースもあるでしょう。
法人携帯を導入すると会社が負担しなければならない費用が高いと思うかもしれませんが、社員に法人契約したものを持ってもらうことには多くのメリットが存在しています。
社員がスムーズに連絡を取れる
まず、社員がスムーズに連絡を取れるようになります。
会社が一切電話料金を負担していない場合は、通話料が高くなることを危惧して個人用携帯電話の使用が少なくなるように調整する社員も出てくるでしょう。
取引先に電話しなければならないけれど、自分の携帯電話だと通話料が自腹になるから会社に帰ってから固定電話でかけようなどと思ってもおかしくないです。
企業が負担しておかないことで、取引先に素早く連絡を入れることが出来なくなってしまったり、重要な連絡を後回しにされたりする恐れがあります。
従業員のモチベーションを高めることができる
従業員のモチベーションを高めるためにも法人携帯はおすすめです。
個人用で契約した携帯を使わせてしまうと、会社のための電話なのになぜ自分で通話料を支払う必要があるのだろうと社員が不満を抱える可能性が高いと言えます。
会社に対する不満が強くなると、やる気が減少してしまい、モチベーションの低い社員が増えるリスクがあるでしょう。
これを導入すれば社員は待遇が良くなったと感じるので、会社への信頼度がアップしますし、モチベーションが上がりやすくなります。
経費計上が簡単
経費計上が簡単ということも利点です。
社員が個人契約している携帯電話料金の内、仕事のための通話代を負担するのであれば経費計上の作業が大変だと言えます。
部分的に抽出する作業は時間がかかりますし、社員が契約しているプランまで考慮するとなるとより大変です。
法人携帯の場合は一括で経費計上が可能となるので、経理処理を素早く終了させることが出来ます。
経理処理に時間がかからなくなれば、経理担当者に他の仕事を任せられるようになったり、この部署の人員を削減出来たりするようになるというメリットが得られるでしょう。
まとめ
社員に法人携帯を所有してもらうことには、とても多くの魅力があります。
個人携帯を使ってもらうよりも良いことがたくさんあるので、前向きに導入を検討することがおすすめです。
魅力を十分に理解した上で、自社に取り入れるべきかどうか考えてみると良いでしょう。