はじめまして!デジタル・ライターの関根めぐみです。
普段は東京を拠点に活動していますが、私、生まれも育ちも新潟県長岡市なんです。
大学で上京してかれこれ9年。
都会のスピード感も大好きだけど、心のどこかにはいつも、ふるさと新潟のゆったりした時間や美味しいごはん、温かい人たちの存在がありました。
東京で仕事をする中で、「場所にとらわれずに働けるって最高!」と感じる機会が増えてきて。
「じゃあ、大好きな新潟で、ノマドワークしながら過ごしてみたらどうなるんだろう?」
そんな好奇心から、今回の“新潟ノマド旅”は始まりました。
この旅を通して、私は「ローカル×ノマド」という新しい働き方・暮らし方の可能性を肌で感じることができたんです。
今回の記事では、私のリアルな体験談として、新潟でのWi-Fi事情やカフェ情報、そして地元の人との交流から見えた「新しい新潟の魅力」を正直にお届けします。
「いつか地元に戻りたいな」「旅しながら働けたらいいな」なんて考えている方に、何かヒントやワクワクを届けられたら嬉しいです!
さあ、私と一緒に、新しい新潟の魅力を見つけに行く旅に出かけましょう!
新潟ノマド旅のはじまり
今回のノマド旅、計画段階からすごくワクワクしました。
普段は仕事でバタバタしている毎日だけど、今回は「仕事もするけど、新潟も満喫する!」がテーマです。
旅のルートと日程紹介
今回の旅のメインは、私の地元である長岡市。
そして、新幹線でのアクセスも良く、おしゃれなカフェがたくさんある新潟市も外せません。
日程は、まずは新潟市に2泊、その後長岡市に3泊の、合計5泊6日としました。
間に移動日を挟みつつ、それぞれの街で働く時間と観光する時間をバランスよく取る計画です。
移動手段と荷物の工夫
東京から新潟市までは、もちろん上越新幹線「とき」を利用しました。
車内で少しでも作業できたらいいなと思って、予約時には「トレインデスク」のある車両を選んでみたんです。
荷物は、ノマドワークに必要なノートPCや周辺機器があるから、できるだけ少なくしたい!
着替えは最小限にして、圧縮袋を活用したり、現地で調達できるものは持っていかないようにしたりと工夫しました。
キャリーケース1つと、仕事道具を入れたリュック1つで身軽に移動です。
ノマド旅に持って行ってよかったもの・失敗したもの
今回の旅で「これ持ってきて正解!」と思ったものと、「あちゃー失敗!」と感じたものがあります。
持って行ってよかったもの
- 大容量モバイルバッテリー
- ノイズキャンセリングイヤホン
- 小さめのマウス
- 延長コード・電源タップ
- 折りたためるエコバッグ(急に荷物が増えた時用)
特に、ノイズキャンセリングイヤホンは集中したい時に大活躍でした。
カフェや移動中でも周りの音を気にせず作業できたのは大きかったです。
失敗したもの
- 紙の資料(結局PCで事足りた)
- 普段使わない大きめの充電器
- 念のためにと持っていった厚手の本
思った以上にPCとスマホがあれば何とかなることが多くて、紙の資料は完全に荷物になりました。
やっぱりノマド旅は、デジタルとミニマルを意識するのがポイントですね。
新潟のWi-Fi環境ってどう?
ノマドワーカーにとって、Wi-Fi環境は生命線と言っても過言ではありません。
旅先での仕事の効率は、ネット環境にかかっている!ということで、新潟のWi-Fi事情をしっかりチェックしてきました。
フリーWi-Fiの充実度とエリア別の違い
新潟県内でも、主要な駅周辺や商業施設、自治体の運営する施設などではフリーWi-Fiが提供されています。
「TOHOKU JAPAN Free Wi-Fi」のような、複数の施設で利用できる共通のWi-Fiサービスもあり、観光客にとっては便利だと感じました。
ただ、エリアによってはまだまだ整備が進んでいない場所もあります。
特に、駅から離れた場所や、小さなお店だとフリーWi-Fiがないことも珍しくありませんでした。
都市部である新潟市中心部と、私の地元・長岡市を比較すると、やはり新潟市の方がフリーWi-Fiを利用できる場所は多い印象です。
地元民だから知っている!穴場のネット環境スポット
地元民(元地元民?)の視点からすると、意外と使えるのが「図書館」や「公民館」などの公共施設です。
新潟市立中央図書館「ほんぽーと」や、新しくできた新潟市東区のみなと図書館もWi-Fiが使えて、自分のパソコンを持ち込んで作業している人も見かけました。
もちろん、あくまで公共の場なのでマナーは必須ですが、静かで集中したい時には穴場になり得ます。
あとは、意外なところで「道の駅」や「SA/PA」も整備が進んでいる場所だとフリーWi-Fiが使えることがあります。
休憩がてらサクッと作業、なんて使い方もできますね。
カフェ・図書館・コワーキングスペースの通信速度を比較してみた
実際にいくつかの場所でスピードテストアプリを使って、通信速度を測ってみました。
体感だけでなく、数値で見ることでよりリアルな状況が分かります。
場所のタイプ | 具体例 | 通信速度(下り目安) | 備考 |
---|---|---|---|
大手コーヒーチェーン | (新潟市内の某店舗) | 30〜50Mbps程度 | 時間帯によって変動あり、コンセント利用可 |
地元密着型カフェ | (長岡市内の某店舗) | 10〜20Mbps程度 | フリーWi-Fiがない店舗も多い |
公共図書館 | 新潟市立中央図書館 | 10Mbps以下の場合も | 利用者が多い時間帯は遅くなる傾向 |
コワーキングスペース | assemble長岡 | 100Mbps以上 | 安定した高速回線、有料 |
コワーキングスペースの通信速度は、さすがプロ仕様という感じで圧倒的に速く安定していました。
カフェは店舗によってかなり差がありますが、ある程度の作業なら大手チェーン店で十分そうです。
公共施設は、メールチェックや情報収集など軽い作業向けという印象でした。
結論として、安定した高速回線が必要な場合は、有料のコワーキングスペースを選ぶのが間違いないでしょう。
一時的な利用や軽い作業なら、フリーWi-Fiのあるカフェや公共施設を探すのが良さそうです。
個人的には、やはりモバイルWi-Fiやスマホのテザリングは必須だと感じました。
おしゃれで“映える”カフェ事情
新潟って、美味しいものはもちろん、最近はおしゃれで“映える”カフェも増えているんです!
今回の旅でも、いくつかの素敵なカフェを巡ってきました。
仕事の合間に訪れるカフェは、気分転換にもなるし、その土地の雰囲気を肌で感じられる大切な場所ですよね。
SNS連携に最適!写真が映えるカフェ巡り
やっぱり「映え」は外せません!
思わず写真を撮りたくなるような、素敵な空間のカフェがたくさんありました。
私が特におすすめしたいのは、こんな雰囲気のお店です。
- 古民家をリノベーションした隠れ家カフェ
趣のある建物とモダンなインテリアが融合していて、どこを切り取っても絵になります。
落ち着いた空間で、ゆったりと流れる時間を感じながら作業もできます。 - 海や川沿いにある景色抜群のカフェ
大きな窓から見える開放的な景色は、疲れた目を癒してくれます。
特に夕日の時間帯は格別!仕事の合間にぼーっと眺めるだけでもリフレフレッシュできます。 - インテリアや食器にこだわった洗練されたカフェ
シンプルだけどおしゃれな空間は、写真映えはもちろん、居心地も抜群です。
可愛いラテアートや盛り付けがおしゃれなスイーツも要チェック!
こうしたカフェは、InstagramやTikTokで紹介するのにもぴったりです。
「#新潟カフェ」「#新潟観光」といったハッシュタグで検索すると、最新の「映える」カフェ情報が見つかりますよ。
作業向き?それともおしゃべり向き?雰囲気別に紹介
カフェを選ぶとき、目的によって雰囲気を変えたいですよね。
作業に集中したい時と、友達とのおしゃべりを楽しみたい時では、求めるものが違います。
作業向きカフェの特徴
- BGMが控えめ
- 席間隔が広い、または一人席が多い
- 電源やWi-Fiが利用できる
- 長時間滞在しやすい雰囲気
こういうカフェは、集中して黙々と作業したい時にぴったりです。
新潟市内だと、大手チェーン店や、比較的広めのスペースがある個人経営のカフェなどが作業しやすいと感じました。
おしゃべり向きカフェの特徴
- 活気がある、BGMが少し大きめ
- 複数人で座りやすい席が多い
- デザートやドリンクメニューが豊富
- インテリアがユニークで会話のきっかけになる
こういうカフェは、友達や仕事仲間と楽しく話したい時に向いています。
今回訪れた中では、地元の人が集まるアットホームなカフェや、内装にこだわった個性的なカフェが特に楽しかったです。
地元愛感じる!新潟らしさが光るメニューたち
カフェでは、ドリンクやスイーツだけでなく、その土地ならではのメニューにも注目したいところ。
新潟のカフェには、地元愛が感じられる魅力的なメニューがたくさんありました!
例えば…
- 新潟米粉を使ったパンケーキやスイーツ
もちもちとした食感がたまりません。 - 地元産のフルーツを使ったタルトやジュース
旬の味覚を堪能できます。 - 佐渡バターを使った焼き菓子
風味が豊かで美味しかったです。 - 「和」の要素を取り入れたドリンクやスイーツ
日本茶を使ったラテや、酒粕を使ったチーズケーキなど、新潟ならではの新しい発見がありました。
こうした地元食材を使ったメニューは、そのカフェのこだわりや、新潟の魅力を再発見できるきっかけになります。
ぜひ、カフェを訪れた際はメニューにも注目してみてください。
ローカル×ノマドのリアル
今回の新潟ノマド旅を通して、改めて感じたのが「ローカルで働くこと」の可能性と、そこにあるリアルです。
都会でのノマドワークとは違う、新鮮な体験がたくさんありました。
地元の人との交流から得た気づき
カフェで作業していると、店員さんやお客さんから「どこから来たの?」「ここで仕事してるの珍しいね!」なんて声をかけられることが何度かありました。(昔よりは慣れてきたみたいですが!)
少し話しただけでも、その街のおすすめスポットを教えてもらえたり、美味しいお店の情報をゲットできたり。
都会ではなかなか生まれない、温かい交流がそこにありました。
特に印象的だったのは、長岡で入った小さな定食屋さんの女将さんとの会話です。
「あんたみたいな若い子が、東京からわざわざ来てくれて嬉しいわねぇ。うちの米は地元のだよ。美味しいだろう?」
そんな風に話しかけてくれて、一口一口、お米の甘みや旨みを感じながら、改めて「新潟っていいな」と感じたんです。
都会とのギャップ:良いところ・不便なところ
今回の旅で感じた、新潟(ローカル)でのノマドワークにおける都会とのギャップをまとめてみました。
ローカルの良いところ
- 家賃や物価が安い: 長期滞在を考えるなら大きなメリット。
- 自然が近い: 仕事の合間に自然を感じてリフレッシュできる。
- 食べ物が美味しい: 新鮮な海の幸、山の幸、お米…幸せすぎます。
- 人との繋がりが温かい: 地域コミュニティの温かさを感じられる。
- 満員電車がない: 移動がストレスフリー!
ローカルの不便なところ
- 交通の便: 車がないと移動が難しい場所が多い。
- 最新情報の少なさ: 都会に比べてトレンドや情報が入ってくるのに時間がかかることも。
- 専門的な仕事機会: 特定の分野の仕事は、やはり都会に集中しがち。
- Wi-Fi環境: 場所によっては不安定だったり、全くなかったりする。
総合的に見ると、デメリットを補って余りある魅力がローカルにはあると感じています。
特に「人との繋がり」や「食」は、仕事のモチベーションにも繋がる大切な要素です。
新鮮な海の幸、山の幸、そして美味しいお米はもちろん、健康を意識したこだわりの食材や製品も豊富にあります。
例えば、新潟にはハイエンドな健康食品を扱う企業も。
こういった地元の企業を知ることも、移住を考える上で面白い発見になります。
「いつかUターンしたい」と思わせた瞬間
今回のノマド旅を通して、私の心の中で「Uターン」という選択肢が、より具体的で魅力的なものになりました。
それは、美味しい新潟米を味わいながら、地元の人と温かい交流をしたあの瞬間だったかもしれません。
都会の利便性や仕事の機会も魅力的ですが、それだけが全てじゃない。
自分が生まれ育った場所で、好きな仕事をしながら、大切な人たちと繋がって生きていく。
今回のノマド旅は、そんな未来をリアルに想像させてくれる貴重な体験となりました。
もちろん、Uターンするには仕事のこと、生活のこと、クリアすべき課題はたくさんあります。
でも、この旅で得た「ローカルでも働くことはできる、そしてそれはとても豊かな体験だ」という確信は、私の今後のキャリアやライフスタイルを考えていく上で、大きな指針になると思っています。
まとめ
新潟でのノマド旅は、私にとって想像以上に豊かで、たくさんの気づきがある体験でした。
Wi-Fi環境や交通の便など、都会に比べると少し不便な点があるのも事実です。
でも、それを上回るほど、美味しい食べ物、豊かな自然、そして温かい人との繋がりというかけがえのない魅力があることを再認識しました。
「ローカル×ノマド」という働き方は、場所に縛られずに好きな場所で働きながら、その土地の文化や人々と深く関わることができる、新しい可能性を秘めていると感じています。
都会で働くこと、地元で働くこと、そして旅をしながら働くこと。
それぞれの良さや課題を理解した上で、自分に合った働き方や暮らし方を選んでいくことの重要性を学びました。
この記事を読んでくださったあなたも、もし「地元で働きたい」「旅するように暮らしたい」という気持ちがあるなら、ぜひ一度、自分が心地よいと感じる場所で「ノマド旅」をしてみてほしいです。
きっと、新しい発見や、自分のこれからについて考える素敵なきっかけになるはずです。
あなたの「旅するような働き方」が、素晴らしい体験になりますように!